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女性40代SNSの普及で気づいてしまった「不幸」

一度も会ったことはありませんが、私には兄がいたそうです。私が生まれる数年前に他界しました。その次に生まれたのが長女である私です。 両親は、私が子供のころから、妹をとてもかわいがっています。理由は、幼かった妹の顔が、少し兄に似ていたから。 妹がした悪さはすべて私のせい。そして私は両親から、いつも、「長男は本当におとなしくてかしこくて良い子だった。それに引き換えお前というやつは」と殴られていました。親のせいで大やけどを負ったこともあります。それでも親だと思えば不思議と憎しみも生まれなかったものです。 そんなふうに、毎日毎日、見たこともない兄と比較されて育ちました。 親のためと思って、結婚後も同居しているんです。 さすがに今は殴られはしません。ただ、便利な財布くらいにしか思われていないようです。 「今は手持ちがない」 と言っただけで、何時間も罵られます。 それでも、昔は「こういうものだ」と思っていました。自分の環境について何も考えたことはありませんでした。 みんな大なり小なり苦労しているのだろう、と。 でも、ここ数年、SNSが浸透して、「そうじゃない」ということを知りました。 よその家では、お母さんが誕生日に、娘さんに「生まれてきてありがとう」って言ったりするんですね。 困ったときに黙って話を聞いてくれたり、お小遣いをくれたりするんですね。娘の誕生日を忘れたりしないんですね。 全部を否定したり、好きなものを取り上げたり、勝手にものを捨てたりしないんですね。 SNSで、いろんな家庭が、どんなふうにしているかを知ってしまったこと。 これが私の不幸です。

 
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